製造現場

なかなか普段お見せできない、製造現場や製造工程を少しご紹介いたします。
製造技術や素材など時代の中で変わることもありますが、基本的な製造工程や職人のこだわり、そしてお届けする気持ちは創業当時から変わっておりません。
岸本吉二商店では、今も職人の手で一つ一つ手作りしています。

岸本吉二商店の製造現場のご紹介

01正面

正面

伝統文化を大切にする気持ちは、商品だけではありません。明治三十三年創業ということもあり、伝統的な日本家屋をそのままに社屋を構えており、中庭には石道が続き風流な松と灯籠のある日本庭園が広がります。
正面横の通用門奥に事務所があります。

正面

02事務所

事務所

通用門をくぐっていただいた突き当りには事務所があります。中に入っていただくと、歴史を感じる古い梁を利用した応対スペースがあります。
その横では、社員がお客様よりいただいた鏡開きについてのご相談やお問い合わせにお答えさせていただいております。

事務所

03プレス場

プレス場

プレス場では、こも樽のベースとなる白塗菰の製作と、出来上がった白塗菰に銘柄や絵柄の印刷された転写紙を高温高圧で転写を行っています。

プレス場

04印刷場・はりや

印刷場・はりや

印刷場では、こも樽の顔となる絵柄をスクリーン印刷技術で一色一色重ねて印刷します。印刷は菰ではなく専用紙に行われます。出来上がったものは転写紙と呼ばれます。
「はりや」は、ミニこも樽用に印刷した転写紙をが、作業時にずれないように菰に貼り、熱転写を行います。ミニ鏡開きセットの仕上げや梱包作業などもここで行われます。

印刷場・はりや

05製造現場・出荷場

製造現場・出荷場

荷師と呼ばれる職人がこも樽を作っています。
一つ一つ手作りで樽に菰を巻き、四種類の縄で固定します。修行中の職人は1つのこも樽を完成させるのに20分ほどかかりますが、熟練の職人になると10分で完成させます。また、完成したこも樽の検品や梱包出荷を行う出荷場も併設しています。

製造現場・出荷場

製造工程の紹介動画

これは2019年の関西学院大学のインターンシップ生が活動中につくってくれました。
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