鏡開きの準備

鏡開きの準備についてご説明します

あると便利な物
  • カッター
    包装用のPPバンドを切るとき、菰樽の仕上げをしていただくときに使用します。
    ハサミでも構いませんが、仕上げの縄が太いので切断しにくい場合があります。
  • ビニールシート
    お酒をこも樽に注ぐ時、床が汚れるのを防ぎます。
  • 茶こし
    こも樽に注いだお酒に浮かんでくる木くず等を取り除くために使用します。
鏡開きの注意点
お届けするこも樽は鏡開きがすぐ出来る状態でお届けします。
フタの外れた菰樽と鏡板(フタ)と同梱しています。ですが、準備や注意点があります。
以下の項目をお読みください。

梱包をほどく

菰樽は、鏡板(フタ)が外れた状態でお届けします。
梱包をほどく際には、菰樽の縄を切らないようにご注意ください。
梱包用の黄色いバンドをハサミやカッターで切ってください。

鏡板の準備

鏡板は3枚~4枚の板を竹釘でつなぎ合わせています。
鏡板をあらかじめ分解することで、鏡開きを綺麗に演出できます。
鏡板を引っ張って頂くと竹釘で接合している部分より板が分解できます。
鏡開きの際には竹釘を折り(または外し)形を整えてそっと樽に乗せ、鏡開きを行って下さい。

縄を切る

こも樽上部に太い縄がかかっています。
ご使用前に、この縄をハサミやカッター等で切ってください。
切断してお届けすると菰が樽からほどける可能性があるので、縄を切断せずお届けしています。
切る位置ですが、樽のふち(菰が折り込んでいるあたり)に沿って切ってください。

樽を洗う

以下の作業は、菰樽へお酒等の液体を入れられる際には必要となっております。
樽の洗浄をお客様がなされる場合に三日前から当日までに行ってください。

樽内部には製作の際に木くずが入っている場合があります。
また、樽は木製のため、環境により状態が変化します。
(木が乾燥し隙間が出来るなど)

樽の洗浄や漏れ防止の為に、樽へ水を入れてください。
(液体と同量)

そして、水を入れたままの状態で半日、または最低3時間置いてください。
そうすると木くずを取り除け、漏れ防止も行えます。
水を入れた際に水が漏れてくる場合がありますが、時間が経つと木が膨張し漏れは止まります。熱湯は使用しないでください。

日本酒に樽の香りをつける場合は、樽に注ぐ当日までに行ってください。

樽を置く

樽を置く位置ですが、床の上に置きますと低すぎ、参加された方に見えにくいかもしれません。高すぎると竹杓でお酒を振る舞いにくいかもしれません。
ビールケースくらいの高さが一番良いと思われます。

お酒を注ぐ

ご用意されたお酒を樽へ注いで下さい。
樽にお酒をいっぱい入れますと、鏡開きの際にお酒が飛び散る場合があります。ご注意下さい。
樽を洗った場合でも木くずが浮いてくる場合があります。茶こし等がありますと便利です。
お酒を鏡開き直前に注ぎますと木香がお酒についていない場合があります。
木香のついたお酒をご用意いただくと樽酒としてお楽しみいただけます。

鏡開き本番

「よいしょ、よいしょ!」や「1、2、3!」などのかけ声と共に、
鏡板を叩いてください。決まったかけ声はありません。お客様オリジナルのかけ声をお使いください。
鏡板の中央部を思い切り叩いて下さい。鏡開きの際に樽の中のお酒が泡だって白く濁る場合があります。時間が経てば元に戻ります。

使った後

樽や枡や竹杓はそのままにしておきますとベタベタしてくる場合があります。水洗いしますと解消されます。使用後の樽は廃棄されても結構ですが、植木鉢や台などにご使用頂けます。
菰は縄を切っていただくことにより取り外せます。樽は木製(一部、竹製)。縄、菰はポリプロピレン製。緩衝材に発砲スチロールを使用しています。 無料引き取りサービスはこちら

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